例年より早い梅雨入りしてしばらくたちますが、遅ればせながら5月の勉強会の報告です。
5月は栄養師が担当でした。「完全栄養食」についてです。
国民の健康の維持・増進、生活習慣病予防を目的とし、エネルギーおよび栄養素の摂取量の基準を示した食事摂取基準。
厚生労働省のホームページには、
~誰もがより長く元気に活躍できる社会を目指し、高齢者のフレイル予防のほか、若いうちからの生活習慣病予防に対応~
そう謳われています。
完全栄養食とは、その食事摂取基準をもとに算定された、人間が健康を維持するために必要な栄養素がすべて含まれた食べ物のことです。栄養素といっても、たんぱく質や炭水化物などといったものにはとどまりまりません。クロムやセレンといった微量元素や、ビタミンまで含まれています。
完全栄養食は、数年前まではネットでの販売がメインでしたが、今はコンビニエンスストアでも販売されていたり、TVのCMでも放送されているなど、我々の目に映る機会が増えてきています。その完全栄養食について、栄養師の視点からいろいろと解説していただきました。
手軽に必要とされる栄養素を摂取できる反面、かむ頻度が少なくなり、あごの筋力低下が危惧されるなどのデメリットの面もあります。カロリーは少なく設定されているため、ダイエット食として人気があるようですね。
私も食べてみたい、と考えていましたが、どうしてもその価格(コストパフォーマンス)に納得ができず、まだ手にしていません。皆さんはいかがでしょうか?手に取られた方は、是非私にまでその感想を教えてください。
発表していただいた栄養師の皆さん、ありがとうございました。