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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
9月は薬剤師より「漢方入門~薬味・薬性~」についてです。

漢方とは、東洋医学の理論に基づいて処方されるもので、複数の生薬などを組み合わせた方剤のことをいいます。
冷え症の改善や、心身症の改善、お血(=腹部に血液が滞った状態)の改善などを目的に処方されることがあります。

西洋医学の観点でいえば、自律神経系の乱れなどが関与していそうだな、と思いますが、東洋医学は面白いですね。
薬味の相性で、味付けもそうですが、薬味の効果として合うもの・合わないものがあるようです。

なかなか奥が深い漢方の世界…
勉強不足を感じました。エビデンスなどの根拠はもちろん重要ですが、よいものを良いと言い、どんどん吸収できるようにしていきたいです。

薬剤師の西先生ありがとうございました。

当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
8月は医師より「医療安全におけるヒューマンファクターズアプローチ」についてです。

どの企業・病院でも言えることですが、人間が何かにかかわる以上、失敗(=ヒューマンエラー)は必ず存在します。
また絶対に安全というものも存在せず、ただ存在するのはリスクのみです。

ですので、安全の定義を「受け入れることが出来ないリスクがないこと」を前提と致します。
極端な話ですが、自宅から一歩外に出れば、何かしらのリスクを抱えることになりますからね。
自宅の中でさえリスクは存在していますので…

話がそれましたが、要は受け入れることが出来ないリスクをなくすことが重要です。
このためには、安全を優先する態度で、わからないことをわからないと言う勇気であったり、
分からないからなんとなくにしておかず、わからないから聞いて確実な方法をやってみるなどが対策としてあげられます。

また、人間がかかわる以上必ずミスは存在するので、ダブルチェックなども手段の一つです。

基本的なことではありますが、人は基本的なことほど行わなくなったり、これでいいやと思い込んでしまうものです。
自分自身の思い込みの世界から脱却して、より安全に、効果的に患者さんと関われたらと思います。

濱﨑先生ありがとうございました。
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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
7月は看護部門より看護必要度についてです。

これは病院など医療関係にお勤めでなければ、あまり馴染みのない言葉だと思います。
正直なところ、詳しい内容は私も知りませんでした…

大まかにいうと、さまざまな理由で入院される患者さんに適切なケアを提供するために、病棟を分け、その病棟ごとに適正な人員を配置するための仕組みです。

今は看護部門でこれを評価し、入院されている患者さんがその方の状態に合う病棟にいるかをチェックしています。
看護必要度などは病院全体の問題にもなりますので、スタッフ全員で関わり、考えていけたら、よりよい医療を提供するための土台がさらにしっかりするのでは?と思いました。

新しい視点が得られ、また違った点から見つめなおすことができそうです。
看護部門から、村尾師長ありがとうございました。
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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
6月はリハビリより「上田法」、「児童デイサービス」についてです。

当院ではリハビリにも力をいれており、そのなかでもスポーツや小児分野に注力しています。
今回のテーマである「上田法」とは、特に小児分野でのリハビリにおける手技として知られています。

上田法は脳性麻痺児のつっぱってしまった筋肉や、脳梗塞後遺症の麻痺などの脳血管障害などに適応があります。
この手技により、上記患者の筋肉がつっぱった状態を和らげることができる、というものです。

手技の内容については省きますが、実施後は筋肉の固さやつっぱりがとれ、運動能力があがり、
長時間その状態を持続できるというものです。

筋が異常につっぱったり、固くなってしまうと、生活が困難になってしまう場合もあるため、
筋のつっぱりや固さをコントロールすることが重要になる場合もあります。
筆者もその仕組みなど理解し、日々の治療に応用していければと思います。



次に当院言語聴覚士の江頭より「児童デイサービス」についてです。
当院では、小児リハビリに注力していることもあり、その新たな取り組みとして、「児童デイサービス」の新設を予定しています。

本施設の役割として大きく2つあり、
相談支援事業所
 障害児が利用できるサービス(生活支援・援助など)についての計画の作成、その後の見直し

多機能型事業所
 ・児童発達支援
  未就学の障害児への指導や訓練など
 ・放課後デイサービス
  障害児童向けの学童で、療育や訓練、家族支援を行う
 ・保育所等訪問支援
  訪問支援員が障害児が通う園や学校に訪問し、環境に応じた支援を行う
 ・居宅訪問型自動発達支援
  事業所に通うことができない障害児に、支援を行う


このような取り組みを通して、障害児やその家族がより安心して暮らせる地域にできればと思っています。
リハビリ科の永重さん、高島さん、江頭さんありがとうございました。
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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
5月は栄養部より「イベント食の豆知識」についてです。

当院では季節のイベントの際には、イベント食という普段とは異なる食事を提供しています。
年始にはおせちや、七夕には索餅(さくべい:当院ではそうめん)など…

こういったイベント食には、さまざまな願掛けがあり、海老には腰が曲がるまで丈夫・長寿といった意味や、
かまぼこには新しい門出にむけた願いなどがあります。

当院にはご高齢の患者さんが入院されることも多く、病院という環境により、季節や日付、時間の感覚を忘れてしまう場合もあります。
単なる願掛けだけではなく、こういったイベント食を提供することで、患者さんが季節を意識することにもつながります。

また、私の主観ですが、イベント食を通して、患者さんの考えや思い出をより深く聞き出すこともでき、それにより患者さんの目標が明確になる場合もあります。目標があれば、治したいと心から思え、患者さん自身が自分で治すという意識への気づきになる場合もあるでしょう。
誰しもが今よりもっと食事を楽しめたら、また違った喜びがあるかもしれませんね。

栄養部の横尾さんありがとうございました。

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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
4月は理事長より「当院の経営理念や歴史と今後」についてです。

新年度を迎え、新しい職員も入職した当院が、これからも地域の病院でありつづけるために、
当院のスタッフとして忘れてはならないことがあります。

・我々の原点は「地域の患者さんの健康と福祉」であること
・患者さんに寄り添い、癒すこと
・かかってよかったといわれる病院であること
・職員が患者さんのために働き、働いてよかったと言える病院であること

病院は患者さんありきです。
医療はサービスであり、サービスである以上、相手を無視するなどもってのほかです。
より良いサービスだからこそ、自信をもって患者さんに勧めることができ、そこに価値が生まれます。

さらに「地域に根差す」ため、地域の特色にあわせた医療・福祉サービスを充実させていかなければなりません。
地域の特色は時代や人によって大きく変わります。
これからの三川内病院が時代に取り残されることのないよう、新入職員ともども三川内病院・ひだまり・鍼灸院ひかりは精進してまいります。今後とも宜しくお願い致します。

島田理事長ありがとうございました。

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新年度を迎え、新しいスタッフが加入しました!

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今年度は、リハスタッフ7名です。
これからの活躍に期待するとともに、新入スタッフと共に歩み、患者さんを癒し、生き方に寄り添えたらと思います。
今後ともリハビリスタッフを宜しくお願い致します。

当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
3月は事務から診療報酬改定についてです。

年々進む医療や介護報酬の改定は、これからのよりよい医療や介護の在り方を追求していく上で必要なことだと思います。
目的がどこにあるのか、はっきりさせてほしいな…というのが筆者の願いではありますが;

ただ、今後の日本について、2025年問題などの心配事もあるため、これからも、これまで以上の医療・介護サービスを提供していくために、当院としても何らかの対策を講じておく必要がありそうです。

地域に根差す病院として、治療以外の面でも地域の方々の手助けができるような、そんな病院、そんな治療者になれたらと思います。
山瀬さんありがとうございました。

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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
2月は看護師から心理についてです。

病院は人を相手にする仕事であり、相手が人である以上、相手に感情や思考があることを忘れてはなりません。
またそれを理解したうえで医療行為(治療や看護、治療の説明)が行われるべきだと思います。
相手を理解しようとせずに、エビデンス(科学的根拠)を押し付けたり、
難解な専門用語で説明したりすることがないようにしていかなければなりません。

心理を理解することは、自分自身を見つめ直すだけでなく、良い人間関係を構築するためのスキルとして非常に有用です。
発表者のみなさまありがとうございました。
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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
12月は事務から健康保険・労災保険・自賠責保険の違いについてです。

保険の内容や年齢によって、自己負担額が変動したり、部位別・行われた医療行為で点数が加算され、負担額が増える場合もあります。
そのため、患者さんが支払うことになる自己負担額には変動がある場合もあります。
不明な点に関しては、会計の際に聞いてみるのもいいかもしれません。

事務スタッフの皆様、ありがとうございました。

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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
11月はリハビリ(言語聴覚士)から嚥下障害についてです。

嚥下障害…あまりなじみのない言葉ではないでしょうか?
まず嚥下とは簡単にいうと、食事や飲み物を飲み込むまでの一連の動作をいい、物体を飲み込む動きができなくなった状態の事をいいます。

この嚥下障害が起きてしまうと、食道から胃へ送られるはずの食べ物が、気管に入ってしまい、肺炎(誤嚥性肺炎)を引き起こしてしまいます。
肺炎は日本人の死因の第3位であり、死亡者の92%は65歳以上の高齢者だといわれています。

気管に食物・飲物が入っているかは以下でチェックできます。
1.飲み込んだ際にむせる。
2.ごっくんと音がする。
3.飲み込んだ後に、ガラガラ声になっている。

以上のことが毎回、もしくは増えてきた方は、食事の際の姿勢から見直してみましょう。
しっかりと座れているか、胸は張れているか、顎は引けているか、椅子は高すぎないか、などをチェックしてみるとよいでしょう。

言語聴覚士の迎先生、後田先生ありがとうございました。
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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
10月は外来看護師からマダニについてです。

最近世間で騒がれているマダニですが、みなさんはマダニの種類や刺された場合の対処法などご存知でしょうか?

刺されても何も起こらなければそれにこしたことはないのですが、場合によってはマダニが恐ろしい感染症をもっている場合もあります。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)がその一つです。SFTSウイルス(SFTSV)に感染すると6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱や、消化器症状(下痢など)が多くの方にみられ、その他頭痛、筋肉痛、意識障害などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを起こします。ワクチンや有効な薬剤も現在は見つかっていません。致死率は6.3%~30%と報告されており、非常に恐ろしい症状を引き起こします。
有効な治療方法も見つかっていないため、とにかく刺されないことが重要です。マダニは野生動物が生息している環境などに多くみられ、民家の裏庭やあぜ道にも生息しています。
屋外での作業やハイキングをする際は、肌の露出をなくすことが重要です。長袖・長ズボンを着用し、袖は軍手や手袋の中に入れ、ズボンのすそは長靴の中に入れるか、裾に靴下を被せるなど、隙間からマダニが侵入できないようにしておきましょう。
また屋外から帰った際はマダニがついていないか全身をチェックしましょう。もしも付着していた場合は、医療機関での処置を受けるようにしましょう。無理にとろうとするとマダニの口器が皮膚に残り化膿する場合もあります。

とても恐ろしいマダニですが、適切な対処・予防を行えば被害を防ぐことができます。もしも刺されてしまった場合には必ず医療機関を受診するようにしましょう。

外来看護師の坂口さんありがとうございました。

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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
9月は薬局から簡易懸濁法についてです。

簡易懸濁法とは、薬を口から飲むことができない方に対して行われる方法で、発案される以前は薬を砕いて投与されていました。
自力で食べ物などを飲み込むことが出来ない人の多くは経管栄養といって、胃に直接チューブをつなぎ、それを介して栄養を摂取しています。
簡易懸濁法とはそのチューブを介して、薬を投与する方法のことです。これには以下のようなルールがあります。

・55℃のお湯を使う。
・お湯は20cc
・懸濁してから10分以内に投与する。
・etc...

詳細は省きますが、以上のルールを守らなければ、薬が効かないばかりか、薬の性質や、元々の薬の量が変わってしまうこともあります。
基本的には自力で飲み込むことができない方に対して行われる方法であるため、飲みにくいからといってこの方法で飲むことはおすすめしません。
何故なら、薬の形状にはそれぞれ意味があり、それを壊すことで薬の効き方が変わることもあり得るからです。
しかし、当院に入院されている患者様のなかには自力で飲み込むことが出来ない方もいらっしゃいます。飲み込めないから、治療を受けられないことにならないよう、薬剤師や看護師が中心となってルールを遵守し、積極的に簡易懸濁法を行っていきたいと思います。
島田薬局長ありがとうございました。

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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
8月担当は事務からストレスチェックについてです。

年一回のスタッフに対するストレスチェックが義務付けられております。このストレス、「ただの悪者」ではないことをご存じでしょうか?適度なストレスは、モチベーションや記憶力を高め、人を強くします。人を強くするというのは、立ち直る力が得られる、ということですね。

逆にストレスが全くない状態で4日間ほど過ごすと、注意散漫になり、思考力が衰えてしまう、という話もあるようです。

しかしこの適度なストレスというものが曲者のように感じます。ストレスはいつの間にか溜まってしまうものだと思います。ただそこで、ストレスを無視しようとしても、いつか限界がきてしまいます。
今あるストレスと向き合い、それが良い方向にとらえることができたら、それは適度なストレスと呼んでもいいのではないか、と思います。普段忙しくて考える暇がない方も、たまにはみつめ直してみるのもいいかもしれません。

次に、理事長より、私が一番受けたいココロの授業について講義を行っていただきました。
心の在り方・・・言葉にするのは簡単ですが、それをとらえるのは非常に難しいと感じています。
当たり前をきっちりこなす。当たり前の中でも挨拶、掃除、素直この3つに関しては特に大事だと言われていました。
あいさつで自分が変わり、自分が変われば世界が変わる。
掃除によって心を磨く。
素直さによってどこまでも成長していく。
私が思うに、この3つはセットで成り立っているではないかと思います。どれか一つでも欠ければ、他も曇ってしまうように思います。

自分自身を今よりも高め、よりよく生き、人財となれるよう、上記3つに関して意識しながら生活しようと思います。
演者の先生方ありがとうございました。

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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
7月担当は感染対策委員 看護師です。

今回は院内ラウンドによる結果の報告と今後の対策に関する
勉強会を開いていただきました。
実際の現場の状況を交えて対策や問題点などを挙げて下さり、
今後どうしたらいいのか?実際の現場で使える内容が盛りだくさんでした。
何か変だな?と思うことがあれば、すぐに改善できるよう、注意して
患者様の居室に入るようにしたいと思います。

また、補助看の今村さんからは、感染に関する対策について、
他院の見学を行った内容に関して、報告していただきました。
流し場での水切りの使用や、衛生面での工夫など、ひと手間でこんなにも
違うのか、と思う内容もありました。

病院という立場上、他の菌やウィルスなどに対して抵抗力が非常に低い方もたくさんおられます。
そういった方々が安心して治療を受けられるよう、治療を受けるはずが違う病気にかかった、
などとならないよう我々スタッフが注意していかなければなりません。
感染対策は一朝一夕ではうまくいかないこともあると思います。
しかし、1人1人が、整理整頓し、清潔を保つよう心がければ、
おのずと感染対策にもつながり、より敏感になるのではないかと思います。

演者の先生方ありがとうございました。

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当院では、毎月第2火曜日に院内勉強会を行っております。
6月担当はリハビリテーション科・作業療法士(OT)です。

今回は認知症についての勉強会です。
認知症に関する勉強会は、新年度に入ってから頻繁に行われています。なぜなら、当院の一般病棟に入院される約80%の患者様が認知症を抱えているため、治療を行う上で、認知症への理解が非常に重要となります。
認知症は様々な症状が出ますが、皆様のイメージとして認知症といえば物忘れではないでしょうか?
しかし、認知症を発症したとしても、残りやすい記憶があります。それは感情を伴う記憶です。脳の特性上、快・不快の感情、どちらもその体験と組み合わさることで記憶に残りやすくなるようです。なかでも不快な感情が溜まると、暴力暴言や徘徊などの行動の原因となってしまいます。そのような行動は認知症を患っている本人も本意ではないでしょうし、周囲の人間にとっても好ましいものではないと思います。
もしも「今日何日やったかね?」と聞かれた時に「忘れるよね。カレンダーをみてみようか。」と答えてみてはいかがでしょうか?共感・傾聴することで、安心感を得られ、穏やかに過ごせると思います。
地域の病院として、認知症を抱える患者様を心から受け入れ、安心して治療を受けられるように、目配り、気配り、心配りと多くの配慮をもってよりよい医療を提供していきます。
作業療法士の山口先生、梶原先生ありがとうございました。

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